手作り家具制作の現場

ひとつひとつに想いを込めて

エコ・リビングは鳥取市を製作拠点とし、オリジナル家具やオーダー家具の制作を行っています。
私たちは「ものづくり」のスペシャリストとして「人と地球にやさしく、永く付き合える親友のような家具」を目指し、質の高いオリジナル家具をひとつひとつ手作りで製作しております。

生活する方の室内環境をより快適にしたい。
そんな中から生まれた「柿しぶの郷」。 良質の木材をふんだんに使用し、モダンなデザインに「柿しぶ」ならではの風合いと、高い品質。

人と地球にやさしく、長く付き合える親友のような家具を、自信を持って皆様にお勧めします。

実際の家具づくりの工程をご紹介いたします。

1.設計

お客様のニーズに応じた家具作りを目指しています。無垢の素材を最大限に生かした美しい家具をCADを利用し数ミリの誤差もなく制作しております。

2.素材選び

ぬくもりを感じる、しっとりとした質感が魅力の無垢の家具 耐久性に優れ、美しい木目を持つ「ホワイトオーク材」を使用しております。

<<製作スタッフコメント>>
最近まで、家具に節があるという事は論外でした。それだけに、節にこだわった製品作りには、大変苦労しています。 節の大きさ・節の数・節をどう表現するか、製品が完成した時を頭に浮かべながら、材料を吟味しています。 節部分は、削ると飛んでしまい、使えなくなる場合があるので、その点は大変気を使っています。

3.乾燥

「柿しぶの郷」は無垢材をふんだんに使用した家具です。 天然素材の為、「ソリ、割れ」という、家具作りには少し厄介な性質を持っています。 その原因は木材に含まれる水分です。 「柿しぶの郷」は木材の乾燥をしっかりと行い、家具作りに適切な含水率にして加工しております。 まず、半年間「天然乾燥」その後「人工乾燥」をします。 さらに含水率を平均化する為、約1ヶ月「もどし」を行います。

4.木どり

木材を乾燥し、家具として形にしていく最初の工程が【木どり】です。
木どりとは、木材の状態を見極め、使用する部分を選定し、裁断を行うことです。
木材はどれひとつとして同じものはなく、部位や特性・状態を把握して選定を行う必要があります。その上で【木どり】は、長年の経験や勘がものをいうプロの仕事なのです。

5.リップ

木材の表情を決める重要な工程で、木どりで使用する木材や箇所を選定し、それをさらに幅などを見極めて裁断します。

6.手押しカンナ

手押しカンナという機械を使って、木の反りを修正したり、表面を滑らかに加工したり直角をだしたりします。
次工程の自動カンナを使用するためには、ここで水平の基準面をきちんと決めておかなくてはならないため、丁寧に人の手で表面を平らにします。出来を入念にチェックします。